工場生産性向上DX

取込・データ管理 — 分析の前に素性と品質を固める

端末からの取り出しから公開までを4段で追い、撮影情報の紐づけ・時刻同期・品質ゲート・閲覧権限を確認します。ここを通らないデータは分析に載せません。

2026-06-02(火)日勤・6台分/合計 83.4 GB  品質ゲート通過 67%

取込の概況段階を分けて持つことで、解析待ちの滞留と変換の失敗を区別できます。
公開済み権限設定を適用し、分析画面から参照できる状態になった映像。
4/ 6 本

処理中 1 本・失敗 1 本

品質ゲート通過カバレッジ・未知率・確信度・欠損・画角のすべてを満たした本数の割合。
67%

全 6 項目すべて通過を条件とする

取込容量1日6台分の生映像。解析用の正規化後はこの約1/8になる。

生映像の保存期間は90日(期間経過で自動削除)

83.4GB
時刻同期映像を基準に、設備信号・生産実績・異常ログの時刻がどれだけ揃っているか。

生産実績: ずれあり・異常ログ: 時刻なし

2/ 4 系統
取込キューと撮影情報1行が1台分の映像です。撮影情報(作業者・工程・シフト・端末)は端末IDと勤務表から自動で埋め、現場での確認だけを人が行う想定です。
ファイル作業者主工程シフト端末容量進行状態
W-01_20260602_0800.mp4IN-0012026-06-02 08:00中村 洋平W-01LINE-04日勤 (08:00-17:00)THINKLET LT-0112.4 GB
公開完了
W-02_20260602_0800.mp4IN-0022026-06-02 08:00佐藤 美咲W-02LINE-05日勤 (08:00-17:00)THINKLET LT-0213.0 GB
公開完了
W-03_20260602_0800.mp4IN-0032026-06-02 08:00田中 健一W-03LINE-01日勤 (08:00-17:00)THINKLET LT-0313.6 GB
公開完了
W-04_20260602_0800.mp4IN-0042026-06-02 08:00鈴木 亮W-04LINE-08日勤 (08:00-17:00)THINKLET LT-0414.2 GB
34
解析処理中
W-05_20260602_0800.mp4IN-0052026-06-02 08:00高橋 千尋W-05LINE-04日勤 (08:00-17:00)THINKLET LT-0514.8 GB
公開完了
W-06_20260602_0800.mp4IN-0062026-06-02 08:00伊藤 大輔W-06LINE-06日勤 (08:00-17:00)THINKLET LT-0615.4 GB
34
変換失敗
1. 端末から取り出しネックカメラの内部ストレージから取り込み用PCへ転送する。2. 変換解析用の解像度・フレームレートへ正規化し、フレームを切り出す。3. 解析品質ゲート → 埋め込み → 窓分類 → 平滑化 → 区間化。4. 公開権限設定を適用し、閲覧可能な状態にする。
品質ゲートと時刻同期カバレッジ率(解析可能時間 ÷ 総時間)の報告は必須要件です。1項目でも閾値を外れた映像は、外れた事実を明示したうえで分析に使うか判断します。

品質ゲート — 鈴木 亮

W-04_20260602_0800.mp4

4 項目が閾値を外れています。 カバレッジ 81% が下限 85% を下回る。しゃがみ作業でレンズが遮られた窓が多い。

項目実測閾値判定
録画時間9 時間 0 分シフト尺と一致合格
欠損 (録画の途切れ)2.4 分3 分以下合格
画角 (作業対象が写る窓の割合)86%90% 以上不合格
カバレッジ率81%85% 以上不合格
未知率 (open-set)14%12% 以下不合格
平均確信度0.680.70 以上不合格

時刻同期の状態

映像を基準時計として、設備信号・生産実績・異常ログのオフセットを測ります。 窓分類は30秒窓のため数秒のずれは分類に影響しませんが、サイクル境界との突合や 異常時刻からの頭出しには補正が必要です。

系統オフセット状態
映像 (基準)THINKLET LT-01〜06 / NTP 同期起動時に NTP で時刻を合わせる。基準時計として扱う。0.0s同期済み
設備信号PLC ロガー (1秒周期)許容 ±3秒に収まっている。窓分類は30秒窓なので影響しない。+1.2s同期済み
生産実績MES サイクル完了信号MES 側が約4.5秒遅れる。サイクル境界の突合には補正が必要。-4.5sずれあり
異常ログアラーム履歴 / 品質検査記録品質検査記録は日付までしか持たず、時刻が無い。手作業での紐づけが残る。時刻なし
同期したデータを重ねて見る
権限・保存期間一人称視点の映像は顔・声を含みます。閲覧範囲と保存期間を先に決めておくことが、現場の合意を得る前提になります。

役割別の閲覧権限

役割生映像抜粋クリップ集計値 (工程別・ライン別)個人別の実績
現場管理者製造・現場運営自ラインの作業者に限る。他ラインは集計のみ。閲覧可閲覧可閲覧可閲覧可
工場長製造・現場運営全ライン。生映像は顔ぼかし処理後のみ。顔ぼかし閲覧可閲覧可閲覧可
生産技術生産技術・工程設計工程の分析が目的。個人別は工程比較に必要な範囲で集計値のみ。顔ぼかし閲覧可閲覧可集計のみ
品質・保全品質・保全・安全異常調査のため生映像を可。調査記録に閲覧ログを残す。閲覧可閲覧可閲覧可集計のみ
教育担当品質・保全・安全教材化したクリップのみ。本人同意を取得した映像に限る。不可閲覧可閲覧可集計のみ
経営・DX推進経営・事業管理・DX投資判断が目的。個人が特定できる情報は持たない。不可顔ぼかし閲覧可不可
作業者本人製造・現場運営自分の映像と実績は本人が常に見られる。削除申請の窓口も本人。閲覧可閲覧可閲覧可閲覧可

保存期間と削除ルール

生映像
90日

顔・声を含む。原則として現場内でのみ閲覧し、期間経過で自動削除する。

抜粋クリップ
1年

改善検討・教育に使う±30秒。削除申請があれば個別に消す。

集計値 (工程別・ライン別)
5年

個人を特定しない。経営指標として長期保持する。

個人別の実績
1年

評価目的では使わないことを労使で合意した上で保持する。

作業者本人は自分の映像と実績を常に閲覧でき、削除申請の窓口も本人です。 個人別の実績を評価目的では使わないことを、導入前に労使で合意する前提です。

表示データはすべて合成データによる検証結果です。実映像・実験室での検証結果ではありません。 品質ゲートの閾値はカバレッジ 85% 以上・未知率 12% 以下・平均確信度 0.70 以上・欠損 3 分以下です。アップロード・権限制御・自動削除の実処理は未実装です。