工場生産性向上DX

作業定義・ラベル — 分類の粒度と語彙を人が決める

作業カテゴリと作業内容の2階層、設備内の作業ポイント、そして誤分類の修正を扱います。粒度を決めるのは人の仕事で、AIはその語彙に沿って分類するだけです。

作業カテゴリ 5 区分/作業ポイント 22 箇所(設備 8 台)/ 確信度の低い窓 6

分類の状況粒度を細かくすると「何をしていたか」は詳しく分かりますが、1区分あたりの学習データが減り確信度が下がります。両者の釣り合いを見る画面です。
作業カテゴリ集計の主軸。主作業・段取り・検査・移動・手待ちの5区分。

この粒度は変えない(全画面の集計軸のため)

5区分
作業内容カテゴリの下位。作業ポイントと1対1に近い形で定義している。

設備ごとに 2〜4 種。粒度は現場と合意して決める

22
確信度の低い窓窓分類の確信度が下位のもの。人が確認して直す対象。
6

修正済み 0 件/再学習キューへ送る単位

修正1件あたりの寄与1件の修正が窓単位 macro-F1 をどれだけ押し上げたかの実測平均。

低確信度から優先して直すと寄与が大きい(active learning)

0.4pt
作業タクソノミ上位のカテゴリは集計軸として固定し、下位の作業内容は現場の言葉で定義します。粗い粒度と細かい粒度を切り替えて確認できます。
粒度
主作業付加価値

部品を実際に加工・組立している時間。直接付加価値を生む。

  • L01A切削機 操作盤
  • L02A圧入プレス前
  • L03Aカバー装着台
  • L04A組立治具 正面
  • L04C仮置き台
  • L05Aかしめ機 正面
  • L06Aグリス塗布位置
  • L07C手直し台
  • L08B梱包台
段取り付随

治具交換・部品供給・設備調整。必要だが価値を生まない付随作業。

  • L01B素材ストッカ
  • L02B部材棚
  • L04B部材供給棚
  • L05B治具交換位置
  • L06Bグリス補充口
  • L08C出荷パレット
検査付随

トルク確認・外観検査・記録。品質保証に必要な確認作業。

  • L03B検品台
  • L04D端末・記録
  • L05C抜き取り検査台
  • L06C封入確認
  • L07Aトルク試験機
  • L07B記録端末
  • L08A外観検査台
移動削減対象

ライン間の歩行。レイアウト変更で削れる余地がある。

  • 作業ポイントに紐づかない(通路上で発生)
手待ち削減対象

設備待ち・部品待ち・指示待ち。最初に削る対象。

  • 作業ポイントに紐づかない(通路上で発生)
作業ポイント設備の単位では「治具の前」と「部材棚」を区別できません。設備内を A/B/C… に割ることで、動線改善と標準作業との差異の把握ができるようになります。
資材LINE-01LINE-02LINE-03LINE-04LINE-05LINE-06LINE-07LINE-08ABABABABCDABCABCABCABC
主作業段取り検査丸をクリックすると定義が出ます

LINE-04・作業ポイント A

組立治具 正面

サブアッシーの組付け本体作業。

作業カテゴリ
主作業
標準時間(1回)
285

同じ設備の他ポイント

確信度の低い窓を直す全窓を人が見るのではなく、確信度が下位の窓だけを直します。同じ工数でも精度の伸びが大きくなるためです(active learning)。

1行が30秒の窓です。AIの予測と次点の候補が近い(=迷っている)窓を優先度順に出しています。 正しいラベルを選ぶと再学習キューに入ります。

時刻・場所AIの予測次点迷っている理由正しいラベル
09:42高橋 千尋LINE-04 サブアッシー組立主作業確信度 0.41手待ち0.38治具の前に立っているが手が動いていない。組付け中か部材待ちかが画像だけでは分かれない。
10:18田中 健一LINE-02 シャフト圧入段取り確信度 0.44主作業0.36部材棚の前での動作。補充と取り出しが同じ姿勢になるため見分けにくい。
11:06鈴木 亮LINE-07 トルク検査検査確信度 0.52主作業0.31測定と手直しが同じ台の上で行われる。工具の有無で分かれるが手元が隠れている。
13:54中村 洋平LINE-06 グリス塗布・封入検査確信度 0.39段取り0.35封入確認とカートリッジ交換が近接。しゃがみ姿勢でレンズが下を向いている。
15:22伊藤 大輔LINE-06 グリス塗布・封入主作業確信度 0.47検査0.34塗布直後の目視が主作業の一部か独立した検査かは、作業定義側の粒度の問題。
16:08佐藤 美咲LINE-05 かしめ・圧入手待ち確信度 0.43検査0.37機械の加工完了を待つ間に抜き取り検査の記録を書いている。同時並行の作業。

再学習キュー: 0

表示データはすべて合成データによる検証結果です。実映像・実験室での検証結果ではありません。 作業ポイントの座標は設備内の相対位置(0-1)で持ち、 フロア図の設備寸法が変わっても位置関係が崩れないようにしています。 再学習の実処理とラベルストアへの書き込みは未実装です。